インパクトドライバーを使っていると、プラスビットとドリルビットを交互に使う機会があると思います。
いちいちビットを取り替えながら作業するとはかどりませんし、ストレスも溜まります。
そんなときにSK11のダブルビットジョイントがおすすめです。
これはプラスビットを取り付けたまま他のビットを使うことができます。
取り外しも左手でスリーブを引き上げて抜くだけ。
今回はSK11「ダブルビットジョイント」の紹介です。

差し替えないで他のビットが使えるので便利だよ!
ビットの付け外しの面倒さから解放
下穴をあけてからビスを打つような作業はプラスビットとドリルビットを使います。
その際、作業ごとにプラスビットとドリルビットの付け替える手間がかかりますよね。
本当はもう1台電動ドライバーがあればいいんですが、なかなか持ってる方は少ないと思います。
そんな時にこのダブルビットジョイントがあれば付け替えがかなり軽減されます。
インパクトドライバーにプラスビットはつけたまま、他のビットをつけて片手で脱着できる手軽さが魅力です。
プラスビットを装着したまま違うビットを使える
ダブルビットジョイントは、プラスビットを付けたまま他のビットを使える、いわば変換アダプターのようなものです。
本体の下からスリーブを持ち上げながらプラスビットを差し込めば装着完了です。
違うタイプのビットの装着も上から差し込むだけ。とても簡単です。
片手で簡単に外せる
ダブルビットジョイントはピンク色のスリーブ部分を上に引き上げながら抜けば外れます。
左手で楽に取り外しができるので、作業効率もアップしますね。
使ってみて感じたこと
私はいつもベッセルのスレンダービットを使用しており、それにダブルビットジョイント+3ミリのドリルビットを装着して使用しました。
左右へのぐらつきがある
ダブルビットジョイントとプラスビットの装着部分にやや遊びがあるため、ビットを回転させている最中に左右へのぐらつきを感じました。
ドリルビットとプラスビットの間にジョイントが増えたため、人間でいうところの関節が増えた感じです。
ですがそこまでひどい不安定さでもないため、通常作業には十分なレベルだと思います。
精密作業にはあまり向かない
前述の通りわずかながらぐらつきがあるため、もしかすると穴あけの際に微妙なズレが怒るかもしれません。
ずれないよう押さえつけたり、よく研いだドリルビットを使うことをおすすめします。
高負荷作業には不向き
ソケットで締め込む作業は、打撃力を効率的に対象物に伝えなければいけません。
ダブルビットジョイントを間にかませるとジョイント部が2箇所もあるため、パワーロスが起こります。
そうなると十分な締め付けを得られませんし、ダブルビットジョイントが壊れる可能性があります。
ですので、高負荷作業を行うときは使わないことをおすすめします。
まとめ
ビットの付け替えは地味に作業のタイムロスになりますので、お持ちじゃない方は1つ持っておくと役に立つと思います。
ぜひ使ってみてください。
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