化粧材や打ち込み位置が決まったものにビスを打った時、折れたら絶望すると思います。
そんな時にはスターエム「5040 折れたビス抜き」がおすすめです。
ビスが10ミリ以上出ていれば専用チャックでそのまま抜き取れますし、ビスの出が10ミリ以下でも専用のピンを打ち込んで抜き取ることができます。
今回は困ったときのお助けアイテム、スターエム「5040 折れたビス抜き」を紹介したいと思います。
ビスが折れたら抜くのが大変
ペンチで掴んで回すのも力がいるし、グラインダーで切っても材料に傷がついたりします。
かんなや塗装など、仕上げた木材に打ったビスが折れた場合、最悪もう一度作り直さなければなかったりなど、うまく抜くのはなかなか一苦労です。
そんな仕上がった材料が相手でも簡単に抜くことができるのがスターエム「5040 折れたビス抜き」です。
使い方の解説動画
引用:スターエム公式サイト
ビスの抜き方は2通り
折れたビス抜きは使い方が2パターンあります。
- 材料から10ミリ以上ビスが出ている時
- 材料からビスの出が10ミリ以下の時
それぞれ解説していきます。
材料から10ミリ以上ビスが出ている時
まずインパクトドライバーに逆回転チャックを取り付けます。
この逆回転チャックは、インパクトドライバーを逆転させるとチャックが締め込まれる構造になっています。
取り付けたらスリーブ部を持ち、インパクトドライバーを逆転させてしっかりとくわえ込みます。
くわえ込んだのを確認できたら、そのままインパクトドライバーを逆転で回して抜き取ります。
ビスを外すときはインパクトドライバーを正転で回しましょう。
材料からビスの出が10ミリ以下の時
材料からのビスの出が10ミリ以下の時は、付属の専用ピンを使います。
ビスの径に合わせたピンを選び、ビスにかぶせて5~10ミリほど玄能などで打ち込みます。
そして逆回転チャックでピンをしっかりとくわえ込みます。
くわえ込んだことを確認できたら、そのままインパクトドライバーを逆転させて抜き取ります。
ピンを外すときも正転させて外しましょう。
ビスを抜き取った穴に再度ビスが打てる
ビスを抜き取った穴は損傷が少ないので、再度同じ箇所にビスを打つことができます。
傷の補修の手間もありません。
まとめ
1つの穴にビスを打つようなやり直しが効かない作業は、ビスを抜いて打ち直すしかありません。
そんな時にこれがあれば簡単にビスを抜くことができますね。
すぐに出番が来ることは少ないと思いますが、こんな商品があったなと頭の片隅に置いていただければ嬉しいです。
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