木製カウンターのニスや塗装をはがすとき、サンドペーパーをつかって手作業でやると非常に大変で時間もかかります。
オービタルサンダーがあれば楽だけど、手元にあるのはインパクトドライバーだけ。
そんなときでも使えるのがヤナセ「インパクト用軸付フラップホイール」です。
六角軸にサンドペーパーが何枚も放射状に植えてあるため、インパクトドライバーを回転させている間はずっと削っていくことができます。
また、回転させることでワークの焼けも目詰まりもなく、切れ味も長続き。
ペーパーがしなやかなので平面、曲面のどちらも作業ができます。
木材はもちろん、金属のバリ取りやサビ落とし、塗装前の研磨などにもつかえます。
今回はヤナセ「インパクト用軸付フラップホイール」の紹介です。

鉄工のプロも認めるすごい商品です!
インパクトドライバーで本格的な研磨作業
こちらの商品を開発したヤナセ(柳瀬株式会社)は、木材や金属を研磨する製品を専門に作っている会社です。
その独自のノウハウを生かして作られた製品は、金属加工業界からも高く評価されています。
そんなヤナセが作ったこのインパクト用軸付フラップホイールはDIYはもちろん、プロも納得の性能。
目詰まりや焼けつきを起こすことなく、安定して作業ができます。
金属や木部の塗装はがし、塗装前の下地の調整、金属のサビ落としなどオールマイティーに活躍します。
目詰まりせず焼け付きも起こさない
「インパクト用軸付フラップホイール」は、放射状にサンドペーパーが植えてあります。
ペーパーで削ると摩擦熱が発生しますが、回転していることで空気中で熱が放出され、焼け付きがおこりにくくなっています。
また、ペーパーどうしにすきまがあるため目詰まりもしにくく、最後まで均一な作業性。
焼けさせたくないステンレスの鏡面加工の前処理や、金属加工の際に使われています。
しなやかなペーパーで加工物にフィット
ヤナセ独自のしなやかでコシのあるペーパーで加工物にぴったりフィット。
平面はもちろん、曲面にもよくなじむので均一に研磨することができます。
金属加工のプロも認める均一な切れ味
ヤナセのペーパーは砥粒の自生作用(じせいさよう)が非常に高いです。
つまり、ペーパー表面にくっついているかたいつぶつぶ(砥粒)が加工物を削るたびに少しずつ砕けていき、常にとがった状態をキープできる、ということになります。
つぶつぶの先がまるいと加工物を削ることができず、摩擦熱で焼けが起こります。
ですが、つぶつぶがいつもとがった状態だと加工物をしっかりと削ることができるため、摩擦熱もおこらず、ずっと同じ削り具合が実現可能になります。
ステンレスや鉄などを加工する職人さんもうなる、すごい技術が詰め込まれている商品です。
ラインナップは12種類
「インパクト用軸付フラップホイール」は12種類のラインナップ。
先端の大きさが50ミリ、80ミリの2種類。
大きいほどペーパー部分が長いので長く使うことができます。
粒度も#40、#60、#80、#120、#240、#400の6種類。
#40で塗装をはがし、#80、#120と徐々に番手を上げて塗装前の下地処理も行うことができます。
用途に応じて使い分けが可能です。
フレキシブルシャフトと相性◎
インパクトドライバーに直接付けてもいいですが、フレキシブルシャフトを併用するとさらに作業がしやすくなります。
インパクト本体がじゃまにならず、取り回しよく作業ができます。
フレキシブルシャフトについてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ
「インパクト用軸付フラップホイール」は研磨専門メーカーのヤナセが作ったすぐれもの。
本格的な製品、一度使ってみてはいかがでしょうか。
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